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鏡のウロコ汚れの原因は?お風呂場のウロコ取りにおすすめの掃除グッズをご紹介

掲載日:2017/01/04 写真:SPOON HOME
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お風呂用洗剤では取れない鏡のウロコ汚れ。よく汚れが落ちた掃除グッズをレポート

お風呂場の鏡の取れないウロコ汚れのブログ画像

浴室の鏡は白いウロコが付きやすく、お風呂場用洗剤とスポンジではなかなか落とすことができない汚れです。一年に一度、プロの業者さんに浴室清掃をお願いしていましたが、鏡のウロコ汚れを完璧に落とすのは難しいとのこと。

鏡のウロコはなかなか落ちない汚れですが、放っておくとお風呂場の鏡がどんどん白くなっていきます。上の写真は築11年のマンションのお風呂場にある鏡です。洗剤とスポンジで掃除しているだけなのでウロコ汚れがたくさん付いており、入浴中は鏡がすぐに曇ってしまいます。

こちらの記事では、鏡のウロコ汚れの原因や効率的な汚れの落とし方をご紹介。実際に使って良かった掃除グッズと実例写真も掲載しています。なかなか落ちずに困っているウロコ汚れの落とし方の参考になれば幸いです。

今回試してみた掃除グッズ

後日使用した水垢洗剤「茂木和哉」は価格が少し高めですが、よりラクに鏡のウロコ汚れを落とすことができました。掃除の様子を下の記事で詳しくご紹介しています。

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メラミンスポンジと歯磨き粉でウロコ汚れは落ちる? 掃除雑誌に載っていた掃除方法を試してみました

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

鏡のウロコ汚れを落とす前に掃除の本や雑誌を何冊か購入し、汚れの原因や落とし方について調べてみました。LDK特別編集のムック本「おそうじの便利帖」という本に紹介されている掃除方法を試してみることに。

用意するものは「レモン汁(ポッカレモン)・キッチンペーパー・メラミンスポンジ・歯磨き粉」の4つです。自宅にある物を中心に使用することができます。歯磨き粉は粒入りタイプではない物を使用します。

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鏡のウロコの原因は? レモン汁を使って汚れを取りやすくしておく

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

掃除を始める前に汚れの種類を知っておくと汚れを落としやすい洗剤や掃除グッズを選ぶことができ、効率的に掃除することができます。

鏡のウロコは「カルシウム塩」と「マグネシウム塩」でアルカリ性の汚れが原因です。アルカリ性の水アカは、酸性のレモン汁で中和(柔らかく)してから落としていくと掃除がしやすくなります。(レモンの酸がウロコをゆるませてくれる)

果物のレモンは値段が高いので、スーパーや通販で購入できるポッカレモンで代用するのがおすすめです。大きめサイズのお皿を用意し、キッチンペーパーをセット。ポッカレモンをお皿に入れ、キッチンペーパーに染み渡らせます。

掃除前の鏡を「レモン汁をつけたキッチンペーパー」でパックする

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

ウロコ汚れをより落としやすくするため、レモン汁に浸したキッチンペーパーで鏡をパックします。この上からラップをかぶせておくとより効果的ですが、キッチンペーパーのみでも大丈夫です。レモン汁のニオイがお風呂場全体に漂うので、浴室換気扇を回しておきます。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

今回は20分ほどこの状態で置いておきました。掃除をする前にキッチンペーパーを一枚ずつ剥がしていきます。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

水につけたメラミンスポンジに歯磨き粉を付けます。掃除で使用する歯磨き粉はセール品を利用しました。ホテルのアメニティで歯磨き粉が余っている場合は、掃除に利用するのもおすすめです。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

レモン汁パックをした鏡を掃除します。メラミンスポンジでくるくると円を描くように磨きました。思ったよりも歯磨き粉のニオイが強いです…

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

メラミンスポンジと歯磨き粉で磨いた後、しっかりと水で流しました。濡れた状態ではウロコ汚れが取れたか分からないので、しっかりと乾かします。

写真では分かりづらいですが、正直あまりウロコ汚れは落ちていません…。全体の10%くらいのイメージです。掃除本では「ウロコを一掃!」と書かれていましたが、なかなか簡単にはいきません。「メラミンスポンジ+歯磨き粉」の掃除方法は、数年単位でついたウロコ汚れにはあまり向かないようです。

ウロコ汚れの原因となる「アルカリ性の汚れ」をゆるませてくれる、レモン汁パックは他の掃除グッズとセットで行ないます。

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天然原料のクレンザー「ハイホーム」を使用してみる

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

ハイホームは、鍋のこげつきやキッチンの油汚れ、お風呂場の水垢掃除に使用できる天然原料のクレンザーです。研磨剤ですが、粒子が細かいので傷がつきにくく、汚れを落としやすいのが特徴。

バスチェアや蛇口まわりの水垢を簡単に落とすことができます。「ハイホームの使い方」についてはこちらの記事でご紹介しています。

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ハイホームやタオルやスポンジにつけて磨きますが、しっかりと汚れを落としたい場合はラップを丸めて使用するのもおすすめです。石油系原料や合成界面活性剤は不使用で手肌に優しい洗剤ですが、乾きやすいので手袋をつけて磨きます。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

メラミンスポンジ+歯磨き粉よりもウロコ汚れを落とすことができましたが、スッキリとキレイに!という状況ではありません。何回かハイホームで掃除するとキレイになりそうですが、時間が掛かりそうです。ハイホームを使用すると鏡が以前よりも曇りにくくなりました。

最後に使用するのは「ダイヤモンドパッド」。傷が付きづらい強力タイプを選びました

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

鏡のウロコ取り専門掃除グッズ、ダイヤモンドパッド。以前、プロの業者さんがお風呂掃除をしてくれた時はダイヤモンドパッドを使用していました。

100円均一ショップでも購入することができますが、アマゾンでのレビュー評価が高かった「ダイヤモンドパッドS 鏡ガラス用」を選びました。価格は1,000円程とスポンジとしては高価な値段です(失敗したくない…!)。

アマゾンのレビューを見ていると評価は真っ二つに割れています。

「驚くほどよく落ちる」「何をしても落ちなかった鏡うろこが取れました」など肯定的なレビューが多い中、「期待はずれ」「まったく汚れが落ちませんでした」など上手くいかなかったレビューも何件か見かけました。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

パッケージの裏面には使用方法が記載されています。普段使用しない洗剤や掃除グッズを使用する場合は、パッケージに記載されている使用方法や注意事項はしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

ダイヤモンドパッドは研磨タイプなので小さな傷がつく可能性があります。ウロコ汚れが薄い場合や新築で鏡を絶対に傷つけたく無い場合は不向きなアイテムです。

色んなメーカーや100円均一ショップがダイヤモンドパッドを販売していますが、傷が付きづらいヒューマンシステムのダイヤモンドパッドを選びました。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

手で持ちやすいコンパクトサイズ。赤とベージュの柄面が研磨面です。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

ダイヤモンドパッドで掃除する前の鏡です。写真では少し分かりづらいですが、バッリチ白いウロコが付いています。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

研磨面に水を付けて縦向きに擦っていきます。数分使用した感想は「ん?イマイチ落ちない。失敗したか…」でした。

滑りが悪く使いづらかったので多めに水を付けてみました。滑りやすいようにこまめに水を付けて擦ると「ジャリジャリジャリジャリ」と音がします。汚れが落ち始めている気がする…!同じ場所を細かく擦っているとこの音が少しずつ小さくなり、「シャリシャリ」くらいになってきました。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

ウロコ汚れは濡れた状態だと確認しづらいので、乾いたタオルを用意し擦った部分の水を拭きとります。

水気を拭き取ってみると擦った部分のウロコがだいぶ薄くなっていました。ウロコが落ちてる!

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

擦った部分を手で撫でてみると、ウロコ汚れが残っている部分よりもサラサラしています。ダイヤモンドパッドの研磨面で少しずつウロコが取れているようです。

まだ完全にウロコが取れたわけではないので、水をこまめに付けながらダイヤモンドパッドで同じ場所を擦っていきます。一度に広範囲を磨かず、「まずはこの場所をキレイにする」と思いながら、ピンポイントで磨きました。力を入れ過ぎると疲れるので、水をしっかりとつけて滑りやすいようにします。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

こちらはダイヤモンドパッドで磨く前の鏡です。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

こちらはダイヤモンドパッドで磨いた後の鏡です。同じ場所の写真ですが、ウロコがほとんどない状態に。

1回磨いて終わりではなく、「水をつけて擦る」→「タオルで乾拭きして汚れの残量を確認する」→「水をつけて擦る」を何度か繰り返しました。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

鏡の左側のみダイヤモンドパッドで擦ってみました。鏡の縦真ん中あたりで、ウロコの層がハッキリと見えます。鏡のウロコに限らず、汚れを確認する時は正面からだけでなく横から見てみると汚れの状態がよく分かります。

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

お風呂場の鏡は面積が広いので、ひとまず全体の右側だけをしっかりと磨きました。バーの左側はダイヤモンドパッドで擦っていない状態なので白いウロコがたくさん残っています。右側はウロコがほとんど無く、曇りにくくなりました。

鏡の右側を磨くだけで約1時間半かかっています。しつこいウロコ汚れは簡単に落とすことができませんが、11年以上使用した鏡をキレイにすることができました。

ウロコ汚れが残った左側は、同じメーカーが販売している広面積用「ダイヤモンドパッド S2」を使用したいと思います。面積が広いタイプなので値段はさらに高くなりますが、アマゾンのレビューでも評価が高いアイテムです。

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ダイヤモンドパッドで掃除前の鏡と比較。白いウロコがすっきりと取れました

鏡のウロコ汚れを落とす掃除グッズのブログ画像

掃除前の鏡(白いウロコ汚れがついた状態)

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ダイヤモンドパッドで磨いた後。ウロコ汚れがほとんど取れ、鏡としての役割をきちんと果たしています。

約1時間半も掛かったので簡単ではありませんが、目に見えてキレイになると嬉しいです。「ダイヤモンドパッド S2」でのウロコ取りのポイントをまとめました。

「ダイヤモンドパッド S2」ウロコ取りのポイント

  • 研磨面にたっぷりと水を付ける
  • 水をこまめにつけ、滑りをよくする(汚れが落ちると水の色が変わる)
  • 汚れの落ち具合を確認するため、乾いたタオルで水気を拭き取って確認する
  • 広範囲を一度に磨くのではなく、ピンポイントで磨いて行く
  • 磨いた時の音の変化を聞いておく(ジャリジャリ→シャリ→あまり音がしなくなる→汚れが落ちた状態)

鏡のうろこ汚れをラクに落としたい場合は、水垢洗剤「茂木和哉」もおすすめ

ダイアモンドパッドの後に使用した水垢「茂木和哉」は、クリーム状のクレンザーでよりラクに鏡のうろこ汚れを落とすことができました。温泉の水垢落しとして開発された洗剤で、家庭の水垢汚れもよく落ちます。価格は2,000円弱と高めですが、個人的には購入して良かった洗剤です。

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