

フィンランド語で日曜日を意味する「スンヌンタイ」は、休日の朝に使いたくなるデザインが素敵な食器です。
アラビアの人気シリーズ「パラティッシ」の誕生50周年を祝して、同じデザイナー・ビルガー・カイピアイネンが手がけた「Sunnuntai スンヌイタイ」が復刻しました。
明るいイエローと花をモチーフとしたデザインが印象的ですが、想像よりも使いやすい食器でした。

スンヌンタイはプレートだけでなく、マグカップやボウル、カップ&ソーサーも販売しています。いろんな形の食器を組み合わせて使用するのも素敵ですが、イッタラ・ティーマなど無地の食器との組み合わせもおすすめです。
こちらの記事では、アラビアの復刻版スンヌンタイのサイズ感や食器使用例を写真付きでレポートしています。

スンヌンタイの食器にはアラビアの青色シールが貼られています。アラビアのシールは簡単に剥がすことができました。

左がシールが付いている状態、右がシールを剥がした状態です。シール1枚で印象が変わります。

使用前にシールを剥がし、家庭用食器洗剤で洗いました。スンヌンタイは電子レンジやオーブン、食洗機に対応しており、普段づかいしやすい食器です。

食器の底にデザインされているバックスタンプ。復刻版のスンヌンタイはバックスタンプも可愛く、食器を洗っている時に見えて嬉しい気持ちになります。
復刻版ではなく、オリジナルのバックスタンプはシンプルなデザインです。

バックスタンプを近くで見てみるとARABIAのロゴとSunnuntaiの文字がデザインされていました。

スンヌンタイの食器の中で特によく使用しているのが、こちらの3枚のお皿です。
左から「プレート 16.5cm」「プレート 21cm」「オーバルプレート 25cm」で、16.5cmはカップ&ソーサーのソーサーとして使用できます。
上の写真には並んでいませんが、復刻版のスンヌンタイでは「プレート26cm」も販売していました。

スンヌンタイ、パラティッシ、ティーマの21cmプレートを一緒に並べてみました。サイズや形が似ており、重ねて収納しやすいです。

ブラックパラティッシのオーバルプレート25cmは毎日使用する食器です。同じデザイナーが手がけたスンヌンタイとパラティッシは相性バッチリ。

カップ&ソーサーまたはプレートとして使用できる16.5cmはお菓子や少量のおかずの器として重宝するサイズです。

食パンを載せたり、おかずを1品盛り付けたい時に活躍するのが21cmプレート。

カレーやパスタ、サラダなど21cmプレートではちょっと小さいかも…という時に重宝するのが、オーバルプレート25cmです。ある程度深さもあるので使い勝手がよく、少し横長になった花デザインも可愛い。

購入前はちょっと派手かな?と思っていましたが、少しレトロ感があり、強すぎないイエローカラーなので食卓に取り入れやすいです。
スンヌンタイがあると食器棚の中も明るい印象に。

左は21cmプレート、右は25cmオーバルプレートです。同じ食パンを載せてみました。食パンと一緒にウインナーや野菜などを盛り付けたい場合は25cmオーバルプレートまたは26cmプレートがおすすめです。

アラビアやイッタラの食器は食器洗い乾燥機に対応しているアイテムが多く、普段づかいしやすいのが特徴です。

左がカップ&ソーサーのティーカップで容量は280mlです。右はマグカップ単体で容量は350ml。
大きさだけでなく、丸の位置などデザインも異なります。

スンヌンタイのカップ&ソーサーは、パラティッシやイッタラ・ティーマのカップ&ソーサーと組み合わせて使用するのもおすすめです。

上にはティーマのマグカップ、下にはアラビアのマグカップを並べてみました。アラビアのマグカップは容量が大きく、存在感があります。

ポルトガルのブランド「クチポール」の人気カトラリー、ゴア。シルバー×ブラックのカトラリーは明るい色合いのスンヌンタイとよく合います。

ホワイト×ゴールドのカトラリーを合わせると違った印象に。スンヌンタイと近い色合わせで、上品な印象にまとまっています。

個性的なデザインのスンヌンタイは、異なるデザインの北欧食器と組み合わせて使用するのも素敵です。同じデザイナーが手がけたブラックパラティッシとは特に相性が良いです。
ブラックパラティッシはモノトーンカラーで細かいデザイン、スンヌンタイは明るいイエローに大柄。一緒に並べてみるとお互いのデザインをきれいに引き立てています。

マリメッコではモノトーンデザインの食器を展開しており、スンヌンタイと相性がよいです。全体のカラーを白・黄・黒の3色で抑えることができているので、柄同士のお皿でもきれいにまとまりました。

普段づかいしやすい食器で外せないのが、イッタラのティーマ。無地の食器はカラーバリエーションが豊富です。上の写真ではホワイト、パウダー(ピンク)、ライトブルーのティーマを使用しています。

雫をイメージした繊細できれいな食器シリーズ、カステヘルミ。花と水をイメージさせる食器は相性がよく、お互いの良さを引き立てています。

スンヌンタイのカップ&ソーサーのお皿は、16.5cmプレートと同じです。カップとプレートを別々に使用することが多く、上の写真ではシナボンのシナモンロール(ミニサイズ)を16.5cmプレートに載せました。

カヌレとマドレーヌは21cmプレートに。真ん中部分が焼き菓子でほとんど隠れており、花びらのようなデザインがきれいに見えます。
スンヌンタイはお菓子や食事を盛り付けた時の白と黄色のバランスが良いのが特徴です。

17cmボウルはシリアルやスープ、ヨーグルトを食べる時に使いやすいアイテムです。16.5cmプレートにはミニクロワッサンを2個載せました。

25cmオーバルプレートにはフレンチトーストを載せています。程よくスペースがあるので、ホイップクリームやミックスベリーなどのトッピングを一緒に載せやすいです。

スンヌンタイに盛り付けるだけでパッと華やかな印象に。お皿1枚で印象が大きく変わります。

16.5cmプレートはクッキーなど焼き菓子を載せやすい大きさです。上の写真では無印良品の「木製角型トレー」に16.5cmプレートとマグカップを載せました。木製トレーとスンヌンタイはよく合います。

マグカップはやや重め。お茶やコーヒー、紅茶をたっぷり飲みたい時に活躍するサイズです。冬場はコーンスープやポタージュに。

スンヌンタイは洋菓子だけでなく、和菓子とも相性が良いデザインでした。桜餅やいちご大福を載せると可愛いです。

16.5cmプレートには桜餅、21cmプレートにはみたらし団子を3本載せています。

21cmプレートにバナナ、いちご、キウイフルーツを盛り付けました。お皿が華やかなのでフルーツがより美味しそうに見えます。

トマトとモッツァレラをザクザクと切った簡単カプレーゼ。トマト1個分を21cmプレートに盛り付けることができました。

25cmオーバルプレートには鮭の切り身と卵焼きを載せています。

ワインのおつまみを載せるプレートとしても活躍します。21cmプレートにはローストビーフ、25cmオーバルプレートには生ハムとブルーチーズを。色味が偏りやすいお肉のおつまみは、スンヌンタイのイエローを加えることで食卓が明るい雰囲気に仕上がります。

25cmオーバルプレートは朝食のワンプレートとしても活躍します。ミニクロワッサン2個と目玉焼き、アスパラを盛り付けることができました。

21cmプレートは山型トーストがギリギリ収まる大きさです。

食卓が茶色になりやすいお肉料理はスンヌンタイの明るいイエローカラーがアクセントになります。

お昼ご飯に食べたペペロンチーノ。スーパーで購入した冷凍食品ですが、スンヌンタイでちょっと豪華な気持ちになりました。