

出し入れすることが多いコピックやイラストマーカーは、引き出し式よりもラックタイプでの収納が使いやすいです。
100均や無印良品でコピック収納に便利なグッズがないか探しましたが、なかなか良いアイテムを見つけることができませんでした。

amazonで収納グッズを色々と見ている時に見つけたのが、こちらの「The Ultimate Marker Storage Pack 6」です。
日本製の商品ではなく、海外(UK・USA)のアイテムでした。日本では並行輸入品が売られており、本国の販売価格よりも少し高め。
収納グッズとしては、結構なお値段だったので悩みましたが、思い切って購入してみることに。
amazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングを確認し、一番価格が安かったamazonで注文しました。

こちらの記事では、amazonで購入したイラストマーカーラック「The Ultimate Marker Storage Pack 6」のサイズや使用例、収納写真を掲載しています。
コピックは「コピックスケッチ・コピックチャオ・コピッククラシック」の3種類を収納しました。
また100均のダイソーとセリアで販売しているイラストマーカーも収納しましたが、入れることができました。(記事内で写真を掲載)

コピックを縦置きで保管すると、どちらか一方にインクが偏ってしまいます。インクがボタ落ちしてしまうことも。
セットで購入した場合も縦置きになっているので、自宅で保管する場合は横置きにしておくのがおすすめです。
無印良品や100均で斜めに収納できるグッズを見つけましたが、インクが偏る可能性があるので横置きラックを選ぶことにしました。

アメリカ製の収納グッズなので商品パッケージの箱もすべて英語表記でした。ペンの収納グッズとして売られている商品です。

商品パッケージの箱に使用例のイラストが記載されています。

箱を開けるとラックが入っていました。特に梱包材などは入っておらず、箱とぴったりサイズです。

箱から取り出してみました。

ラックは1段ずつ用意されており、スタッキングして使用可能です。

日本でもこういうラックが1段ずつ販売されていたら良いのに…

上の写真では3個ずつ積み重ね、横に並べて置いています。

1セットに含まれるラック6個をすべて積み重ねた状態です。

コピックチャオが入っていたケースと並べてみると、色の違いがわかります。こちらのラックはややブルーっぽいラックでした。

積み重ねた状態でコピック1本が収納できる1マス分の内寸サイズを計りました。(自宅計測のため、おおよそのサイズ)

奥行き(内寸)は約13.6cmだったので、14cm以上のペン類を収納しやすいラックです。

「The Ultimate Marker Storage Pack 6」はラックが6個入っており、1個のラックに12本のペンが収納可能です。(1セットで72本)
コピックの人気商品「コピックスケッチ ベーシック72色セット」がちょうど入るアイテムでした。

コピックチャオはコピックスケッチよりもインク量が少なく、丸タイプのコピックです。スケッチよりも価格が手頃で、エントリーモデルとしても人気のアイテム。
上の写真では「コピックチャオ 72色セット A」を使用しています。

よく使用するカラーは一番上のラックに置くと出し入れがしやすいです。

コピックチャオを72本収納しました。

ラックからコピックチャオのキャップ部分が出ており、問題なく取り出すことができました。

左のラック(6個分)にコピックチャオを72本、右のラックにコピックスケッチを72本収納しました。

デスク上の置きやすいサイズで、ラックの下部分を両手でしっかり持てば、家の中で持ち運ぶことが可能です。

コピックスケッチ(右)はラックに入れたままの状態で、色の「色記号・色系統・明度」を確認できます。
コピックチャオ(左)はキャップに色記号などは書かれていません。

コピックチャオは丸タイプなので、ラックに入れると横スペースに少しゆとりがあります。

横から見た状態です。(ラックをまっすぐ積み重ねた場合)

ラックをずらさず、まっすぐ積み重ねると少しコピックが取り出しにくく感じることも。

6個のラックを一旦バラバラの状態にしました。

ラックの下に小さな突起が付いており、差し込む位置をずらしてスタッキングが可能です。
突起と差し込みスペースが小さいので、なかなかうまく噛みあわないことも。

ラックをずらした状態です。

まっすぐ積み重ねた時と幅と高さは変わりませんが、奥行きが少し長くなりました。

少しずつずれた状態なので、まっすぐ積み重ねるよりもコピックが取り出しやすいです。奥行きスペースにゆとりがある場合は、個人的にはこちらの使用方法がおすすめです。

商品パッケージの収納写真もずらした状態で使用されています。

2セット分(ラック12個分)を積み重ねて置くことができました。横スペースを節約でき、収納本数が多い時に便利です。

ラック12個を積み重ねると、なかなかの迫力です。
コピックを収納する動画 pic.twitter.com/755JpgLZw6
— ぱんくま (@clipnotebook) May 22, 2021


コピックと一緒に使用することが多い「マルチライナー」を収納しました。やや短めのペンなので、ラックに置く場合は一番上のラックに収納するのがおすすめです。

色鉛筆も収納可能ですが、ペンと違って段々と短くなっていくので、途中から取り出しにくくなります。

内容量12mlのコピックインクもラックに収納できました。

1マスに1本のコピックインクが収まっています。

コピックスケッチよりもやや短めなので、ラックから少しだけ出ている状態に。頻繁に出し入れするアイテムではないので、問題ありませんでした。

本体ボディが四角形のコピッククラシックも入れることができました。上の写真では「コピッククラシック 12色セット 基本色」を使用しています。

1マスに1本のコピッククラシックが入りました。

コピッククラシック(左)はコピックスケッチ(右)よりもやや短めです。

ラックから少しだけはみ出している状態なので、コピックスケッチを収納する場合はラックをずらして積み重ねるのがおすすめです。

100均のダイソーでは「FLUENTLY イラストマーカー」、セリアでは「イラスト用アルコールマーカー」を販売しています。

ダイソーのイラストマーカーは2本セット110円で販売しています。

コピックスケッチと並べてみると、ダイソーのイラストマーカーが少しだけ長いのがわかります。

ラックにイラストマーカーを入れることができました。本体ボディが四角形なので隙間が少なく、コピックスケッチよりもやや取り出しにくい印象です。

セリアで販売しているイラスト用アルコールマーカーも2本セット110円の商品です。

商品パッケージの裏面を見てみると、「保管の際は可能な限り横置きにしてください。縦置きに保管するとインクが下に寄って、インク漏れの原因になる恐れがあります」と記載されていました。

コピックスケッチと並べてみると、セリアのアルコールマーカーが少し長いのがわかります。

ラックに入れることができましたが、キャップ部分が大きくはみ出ている状態です。

決して安い価格ではないので購入を悩みましたが、実際に使用してみて良かったアイテムでした。できれば、日本のメーカーでコピックが横置き収納できるラックが発売されると嬉しいです。

外に持ち運ぶことはできませんが、デスク上でコピックを使いやすく収納したい場合に活躍するラックです。